つれづれなるままに綴ってみる。
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今回の記事は写真少なめ!
飛行機はほぼ定刻通りに平壌国際空港に到着。
高千穂夫妻はボーディングブリッジを渡り、2015年7月から運用を開始した金正恩同志肝煎りの新ターミナルへ。念願の北朝鮮の大地に立つ!
緊張の入国審査と税関検査へコマを進めます。
まずは入国審査。
入国審査官は日本のように戦闘力が低そうな人ではなく、バリバリの朝鮮人民軍兵士(迫真)
パスポートと観光ビザと航空券を渡して、顔写真と野面を見比べられ、英語で入国目的を聞かれて答えておしまい。
案外すんなりw
北京首都国際空港では気づかなかったのですが、どうやら我々以外にも同じ飛行機で北朝鮮に入国した日本人がいるっぽい。(おじさんが1人、おばさんが2人)
気づかれて声掛けられると面倒だというコミュ障思考丸出しな夫婦なので、向こうに気づかれないようにしてましたw
続けて税関検査。こちらも担当者はバリバリの朝鮮人民軍兵士(迫真)
キャリーバッグはX線検査を通すだけでスルー。
中を開けて見せろと言われることもなく、これも拍子抜け。いや、面倒じゃないから大歓迎な訳ですけどね。
中国から国際列車で新義州経由で入国すると「荷物を開けてすべて見せろ」と言われるようなので、それが面倒な方は航空機での入国をお勧めします。
キャリーバッグはスルーでしたが、手元にあるiPadは中身検査の餌食になりました。まあ、ちかたないね。
かつては携帯電話は持ち込みOKでも北朝鮮を出国するまでは厳重に封をされて使うことはできなかったのですが、今は普通に持ち込んで使えますし、中身も特に見られることはありませんでした。(使えるといっても通信はできませんが)
iPadも別に北朝鮮の体制批判的な写真とか入れてないし大丈夫だべ、と思いながら朝鮮人民軍兵士からロック解除と写真フォルダはどこだという要求に応えます。
中身見られている時に気づいたのですが、ガルパンのあんこうチームメンバーの服がはだけたセクシーショットとか、さおりんマジ非モテなセクシーショットとか、まどマギの水着画像とか、昔自分が描いた同人誌のデータとか入ってて、それもマジマジと見られてて少し焦ったのは内緒。
「それに何か問題でもありやがりますか?」的な顔をしていたせいなのか、さおりんの圧倒的な非モテ力に同情されたのかは知りませんが、iPadも無事にスルー。カムサハムニダ!
俺氏、朝鮮人民軍兵士に自作の同人誌を見られた世界初の人間になった自信あるわ(迫真)
*******
無事の入国審査と税関検査をスルーした俺たちは、検査場の外に出ると早速「高千穂さん(仮名だって、はっきりわかんだね)ですか?」と声を掛けられます。
北朝鮮旅行では朝鮮国際旅行社(チョソンクッチェリョヘンサ)のガイドさんが必ず2人付きます。
ひとりは男性の李さん(50代くらい?なんか部長っぽい風貌)、もうひとりは女性の金さん(50代くらい?THE・朝鮮の母って感じ)。
そして専用車のドライバーさんがひとりと、合計3名によるVIP待遇。
この体制で案内されるなら、旅行代金の高さも納得のような気がします。
とりあえずターミナルビルの前で記念撮影。
早速、専用車に乗って平壌市内へ。空港からは30分程度でしょうか。
専用車のダッシュボードには不倶戴天の敵国米帝のキャラクター・ミッキーマウスやドナルドダックのシールがたくさん貼られていましたが、ここは敢えてスルーする我々のスルースキルの高さ。
お互い簡単な自己紹介と旅行中の注意事項を確認しながら、平壌郊外の田舎道(ただし片側2車線の立派な道路)を走ります。
途中、検問がありましたが顔パスでスルー。
ガイドさんたちには特権が与えられていると聞いていましたが、早速それを実感します。
平壌市内に入った頃には既に17時、節電(迫真)のためか市街地全体的に暗くてまともな写真が撮影できません。
途中、朝鮮人民軍の会合(ガイドさん曰く魚の養殖に関する会合とのこと)があった関係で、大渋滞にハマってしまいました。
会議場から出てきた会議出席者を輸送するバスが中古のしずてつバスでテンション上がりましたw
*******
移動中にガイドさんから「なぜ朝鮮に旅行しに行こうと思ったのですか?」と聞かれたので、「新婚旅行に行けなかったので、その代わりみたいなものです。他の日本人が行かないようなところに行きたかったので」とドヤ顔で答えておきました。
日本人の若い夫婦が北朝鮮に行くのは相当珍しいようですが、我々のようなモノ好きはなかなかいないでしょうねえ……。
ちなみに北朝鮮では自国のことを「朝鮮」「チョソン」「共和国」と言い、韓国のことは「南朝鮮」と言います。
北朝鮮独自の言語事情を勘案し、これ以降はチョソン式で表記していきます。
*******
平壌高麗ホテル全景とロビーの様子。
そうこうしているうちに今回の宿泊先、平壌高麗(コリョ)ホテルに到着。
平壌市内に2つある朝鮮国内最高クラスの特級ホテルの片割れです。
もうひとつは大同江(テドンガン)の中洲・羊角島(ヤンガクト)に建っている羊角島国際ホテル。
日本人は市内中心部で平壌駅にもほど近い平壌高麗ホテルを好むそうですが、羊角島国際ホテルの方が新しいです。
一旦ホテルにチェックインしてから、夕食に出かけます。
当たり前ですが平壌市内の土地勘は全くないし、夜なのでどのあたりにいるのかはさっぱりわからん状態。
大同江を渡って少し郊外の食堂で、ガイドさん曰く「朝鮮式のすきやき」をいただきました。
すきやきというよりは鍋物ですね。
各自の好みの味に調整できるよう、唐辛子や塩、胡椒、そして味の素が用意されていました。
味の素は朝鮮でも普通に使われていました。というかよく使うみたいです。
他にもじゃがいもの天ぷらや水キムチやパウンドケーキが出てきましたが、味は日本人も好むようなものでした。普通に美味しかったです(小並感)
パウンドケーキはアレだ、これに近い感じ。
ビールも一緒に出てきたのですが、有名な大同江ビール(テドンガンメッチュ)ではなく、平壌の地ビールとのことでした。これも普通に美味しかったです(小並感)
*******
夕食後、ホテルに戻る道すがら、各国の大使館が集まっているエリアの前を通りかかりました。
「朝鮮は世界のいろんな国と国交を結んでいます。大使館村のエリアが足りなくなりそうなくらいに。日本も早くしないとこのエリアに入れなくなりますよ?w」と煽られたので、早く国交正常化した方が良いと思いました(小並感)
今なら国交締結後5年保証くらいはしてくれるんではないでしょうかね(適当)
日本だと閉鎖的な国と思われがちですが、実際かなりの数の国と国交を結んでいるんですよね。
国交を結んでいない国の方が逆に少ないくらい。
他の外交関係のお話だとアメリカとの関係についてはガイドさんがぽろっと本音を呟いていて、アメリカからの経済制裁は朝鮮にとってはそれなりに打撃にはなっていてなかなかつらいということでした。やはりアメリカは100年の敵・米帝野郎ですね!
飛行機はほぼ定刻通りに平壌国際空港に到着。
高千穂夫妻はボーディングブリッジを渡り、2015年7月から運用を開始した金正恩同志肝煎りの新ターミナルへ。念願の北朝鮮の大地に立つ!
緊張の入国審査と税関検査へコマを進めます。
まずは入国審査。
入国審査官は日本のように戦闘力が低そうな人ではなく、バリバリの朝鮮人民軍兵士(迫真)
パスポートと観光ビザと航空券を渡して、顔写真と野面を見比べられ、英語で入国目的を聞かれて答えておしまい。
案外すんなりw
北京首都国際空港では気づかなかったのですが、どうやら我々以外にも同じ飛行機で北朝鮮に入国した日本人がいるっぽい。(おじさんが1人、おばさんが2人)
気づかれて声掛けられると面倒だというコミュ障思考丸出しな夫婦なので、向こうに気づかれないようにしてましたw
続けて税関検査。こちらも担当者はバリバリの朝鮮人民軍兵士(迫真)
キャリーバッグはX線検査を通すだけでスルー。
中を開けて見せろと言われることもなく、これも拍子抜け。いや、面倒じゃないから大歓迎な訳ですけどね。
中国から国際列車で新義州経由で入国すると「荷物を開けてすべて見せろ」と言われるようなので、それが面倒な方は航空機での入国をお勧めします。
キャリーバッグはスルーでしたが、手元にあるiPadは中身検査の餌食になりました。まあ、ちかたないね。
かつては携帯電話は持ち込みOKでも北朝鮮を出国するまでは厳重に封をされて使うことはできなかったのですが、今は普通に持ち込んで使えますし、中身も特に見られることはありませんでした。(使えるといっても通信はできませんが)
iPadも別に北朝鮮の体制批判的な写真とか入れてないし大丈夫だべ、と思いながら朝鮮人民軍兵士からロック解除と写真フォルダはどこだという要求に応えます。
中身見られている時に気づいたのですが、ガルパンのあんこうチームメンバーの服がはだけたセクシーショットとか、さおりんマジ非モテなセクシーショットとか、まどマギの水着画像とか、昔自分が描いた同人誌のデータとか入ってて、それもマジマジと見られてて少し焦ったのは内緒。
「それに何か問題でもありやがりますか?」的な顔をしていたせいなのか、さおりんの圧倒的な非モテ力に同情されたのかは知りませんが、iPadも無事にスルー。カムサハムニダ!
俺氏、朝鮮人民軍兵士に自作の同人誌を見られた世界初の人間になった自信あるわ(迫真)
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無事の入国審査と税関検査をスルーした俺たちは、検査場の外に出ると早速「高千穂さん(仮名だって、はっきりわかんだね)ですか?」と声を掛けられます。
北朝鮮旅行では朝鮮国際旅行社(チョソンクッチェリョヘンサ)のガイドさんが必ず2人付きます。
ひとりは男性の李さん(50代くらい?なんか部長っぽい風貌)、もうひとりは女性の金さん(50代くらい?THE・朝鮮の母って感じ)。
そして専用車のドライバーさんがひとりと、合計3名によるVIP待遇。
この体制で案内されるなら、旅行代金の高さも納得のような気がします。
とりあえずターミナルビルの前で記念撮影。
早速、専用車に乗って平壌市内へ。空港からは30分程度でしょうか。
専用車のダッシュボードには不倶戴天の敵国米帝のキャラクター・ミッキーマウスやドナルドダックのシールがたくさん貼られていましたが、ここは敢えてスルーする我々のスルースキルの高さ。
お互い簡単な自己紹介と旅行中の注意事項を確認しながら、平壌郊外の田舎道(ただし片側2車線の立派な道路)を走ります。
途中、検問がありましたが顔パスでスルー。
ガイドさんたちには特権が与えられていると聞いていましたが、早速それを実感します。
平壌市内に入った頃には既に17時、節電(迫真)のためか市街地全体的に暗くてまともな写真が撮影できません。
途中、朝鮮人民軍の会合(ガイドさん曰く魚の養殖に関する会合とのこと)があった関係で、大渋滞にハマってしまいました。
会議場から出てきた会議出席者を輸送するバスが中古のしずてつバスでテンション上がりましたw
*******
移動中にガイドさんから「なぜ朝鮮に旅行しに行こうと思ったのですか?」と聞かれたので、「新婚旅行に行けなかったので、その代わりみたいなものです。他の日本人が行かないようなところに行きたかったので」とドヤ顔で答えておきました。
日本人の若い夫婦が北朝鮮に行くのは相当珍しいようですが、我々のようなモノ好きはなかなかいないでしょうねえ……。
ちなみに北朝鮮では自国のことを「朝鮮」「チョソン」「共和国」と言い、韓国のことは「南朝鮮」と言います。
北朝鮮独自の言語事情を勘案し、これ以降はチョソン式で表記していきます。
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平壌高麗ホテル全景とロビーの様子。
そうこうしているうちに今回の宿泊先、平壌高麗(コリョ)ホテルに到着。
平壌市内に2つある朝鮮国内最高クラスの特級ホテルの片割れです。
もうひとつは大同江(テドンガン)の中洲・羊角島(ヤンガクト)に建っている羊角島国際ホテル。
日本人は市内中心部で平壌駅にもほど近い平壌高麗ホテルを好むそうですが、羊角島国際ホテルの方が新しいです。
一旦ホテルにチェックインしてから、夕食に出かけます。
当たり前ですが平壌市内の土地勘は全くないし、夜なのでどのあたりにいるのかはさっぱりわからん状態。
大同江を渡って少し郊外の食堂で、ガイドさん曰く「朝鮮式のすきやき」をいただきました。
すきやきというよりは鍋物ですね。
各自の好みの味に調整できるよう、唐辛子や塩、胡椒、そして味の素が用意されていました。
味の素は朝鮮でも普通に使われていました。というかよく使うみたいです。
他にもじゃがいもの天ぷらや水キムチやパウンドケーキが出てきましたが、味は日本人も好むようなものでした。普通に美味しかったです(小並感)
パウンドケーキはアレだ、これに近い感じ。
ビールも一緒に出てきたのですが、有名な大同江ビール(テドンガンメッチュ)ではなく、平壌の地ビールとのことでした。これも普通に美味しかったです(小並感)
*******
夕食後、ホテルに戻る道すがら、各国の大使館が集まっているエリアの前を通りかかりました。
「朝鮮は世界のいろんな国と国交を結んでいます。大使館村のエリアが足りなくなりそうなくらいに。日本も早くしないとこのエリアに入れなくなりますよ?w」と煽られたので、早く国交正常化した方が良いと思いました(小並感)
今なら国交締結後5年保証くらいはしてくれるんではないでしょうかね(適当)
日本だと閉鎖的な国と思われがちですが、実際かなりの数の国と国交を結んでいるんですよね。
国交を結んでいない国の方が逆に少ないくらい。
他の外交関係のお話だとアメリカとの関係についてはガイドさんがぽろっと本音を呟いていて、アメリカからの経済制裁は朝鮮にとってはそれなりに打撃にはなっていてなかなかつらいということでした。やはりアメリカは100年の敵・米帝野郎ですね!
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HN:
高千穂第1書記/樽
性別:
非公開
職業:
ダメ人間。
趣味:
お絵描き、その他いろいろ。
自己紹介:
名誉山梨県民兼山梨県親善大使。
ヴァンフォーレ甲府のにわかサポ。IGRいわて銀河鉄道の後方支援部隊メンバー。VOCALOIDは鏡音ツインズが好き。JR九州817系電車も好き。
ヴァンフォーレ甲府のにわかサポ。IGRいわて銀河鉄道の後方支援部隊メンバー。VOCALOIDは鏡音ツインズが好き。JR九州817系電車も好き。
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