つれづれなるままに綴ってみる。
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カーテンを開けると、平壌は雪国でした(迫真)
将軍様の国葬の時以上(上記参照)に積もってるんじゃないの、これ?(震え声)
後でガイドさんに聞いたら、この時期にここまでの積雪は珍しいとのこと。
焦っても仕方ないので、雪景色の平壌市内を背景にさおりんと記念撮影。
朝食は可もなく不可もなく。何故かおかゆが2杯出てきますが、これは朝鮮でのスタンダードなのでしょうか?
コーヒーは別料金とのことで、うっかり飲むと後で代金を請求されるみたいです。
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平壌大劇場(左)と平壌ホテル(右)。
平壌ホテルには「偉大なる主体(チュチェ)思想万歳!」と書かれています。
平壌ホテルには「偉大なる主体(チュチェ)思想万歳!」と書かれています。
朝食後、早速銀世界の平壌市内に繰り出します。
平壌駅前を通って栄光通り(ヨングァンコリ)沿いの平壌大劇場・平壌ホテルの前で車を降りて、勝利通り(スンリコリ)を歩いて、金日成広場に向かいます。
ガイドさん曰く、朝の平壌散歩。
朝8時頃、ちょうど通勤通学時間帯なのでたくさんの平壌市民とすれ違います。
勝利通りを走るトロリーバスや路線バスにもたくさんの通勤通学客が乗っています。
どこの国でも通勤通学の風景は変わらないんだなあ、と思いました。
自転車は値段が高いそうで、ほとんどの人が徒歩か公共交通機関を利用するそうです。
積雪にもかかわらず、知並単学園並に自転車で吶喊してくる人も結構いておっかなかったですがw
建設中のマンション群。
平壌では建設ブームが起きていて、市街地の再開発が進んでいます。
お正月が近いため、国旗と一緒に赤い旗を掲げてお祝いしているのだそうです。
かの有名な金日成広場。その前を横切るトロリーバス。
この広場で軍事パレードをしているシーンをニュース映像等で一度は見たことがあるはず。
この広場で軍事パレードをしているシーンをニュース映像等で一度は見たことがあるはず。
社会主義国特有の大きな広場です。
朝鮮ではこのポーズ(先軍ポーズ)で記念撮影すると大変喜ばれます。
以降、そのスポットでも記念撮影するときには必ず先軍ポーズのショットを入れておきましたw
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金日成広場で再び専用車に乗り込んで、次に目指すは万寿台(マンスデ)の丘。
この丘には金日成主席様、金正日将軍様の銅像が建てられていて、万寿台大記念碑と呼ばれています。
ここを訪れる際には銅像に必ず献花をする必要があります。
丘の入口で花を買いますが、別料金になっているので別途代金を支払います。
ガイドさんからは夫婦で一つの花束で良いですよと言われたので、10ユーロでひと束購入。
ちなみに朝鮮では外国人が現地通貨の朝鮮民主主義人民共和国ウォン(KPW)を使うことはできません。
中国人とヨーロッパ系の観光客が多いので、人民元とユーロが広く使われています。
米ドルと日本円も使うことはできますが、ある意味オワコン通貨、しかも日本円に至っては1ウォン=1円とかいう実勢レートガン無視のふざけてるわねレート(めんまママボイス)という潔さなので、人民元かユーロを持っていくことを強くお勧めします。
アウェイの洗礼、ちかたないね。(KPWは世界で最も価値のない通貨のひとつで、実際は1ウォン0コンマ幾ら円の世界)
この銅像を見て、ああ朝鮮に来たなあと実感。
将軍様の像は2012年に建立されました。
後ろの建物は朝鮮革命博物館。
献花して一礼する売国奴(当社比)たちの図。
ネトウヨに見つかったら炎上しひゃう!(ビクンビクン)
万寿台大記念碑にはたくさんの花束が供えられ、荘厳なBGMが流れていることもあってか、さながら宗教施設のような佇まいです。
朝鮮人民にとっては神聖な場所でふざけたら確実に怒られます。
日本人も神社でふざけてる外国人見たらイラッとするでしょ?あれと同じ感覚。
金親子の銅像の脇には朝鮮戦争(祖国解放戦争)革命烈士像が。
向かって左側の先頭の人は、マルクスの著作『共産党宣言』を、右側の人は金日成主席の著作を掲げて、革命闘争を繰り広げています。
大記念碑の奥には、朝鮮半島の伝説の馬で、1日に千里の距離を走るという翼の折れたエンジェル翼の生えた千里馬(チョルリマ)の像があります。
朝鮮の社会主義運動の名前にも採用されていますね、高校地理で習った方もいるのでは?
日本語表記だと「チョンリマ」と言われることも多いですが、朝鮮語では流音化して「チョルリマ」になりますので、そこんとこよろしく。
大記念碑と千里馬像でも記念撮影。
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大同江を挟んでちょうど金日成広場の向かいにあるのが主体思想塔です。
朝鮮の基本的な政治思想である主体思想を顕彰した記念碑となります。
塔の前にいるのは、左からインテリ(ペン)、労働者(ハンマー)、農民(鎌)、その組み合わせで社会主義国のモニュメントだってことが、はっきりわかんだね。
主体思想塔の後ろには左右対称のビルが建っていて、屋上には「一心団結」(イルシムタンギョル)という文字が。
この塔はエレベーターで昇ることができるのですが、朝から降り続いた雪が止んで、市内に霧が出始めて展望が望めないので、昇るのはやめておきました。
後は他の方の旅行記で、停電してエレベーターが途中で止まって、上下に動き始めるという経験ができるというレポートを読んでいたのも昇るのをやめた理由ですw
塔の入口には主体思想を讃えるたくさんのプレートがあります。
主体思想研究会って世界各地にあるんすね……。
平壌の各名所には、必ず専属のガイドさんがいるのですが、主体思想塔のガイドさんは朝鮮語と英語が堪能ということで、主体思想塔の解説を何故か英語で聞く羽目に。
元はといえば、嫁さんが多少の英会話ができるというのをガイドの金さんが覚えていて、「せっかくなら主体思想塔のガイドさんに英語で解説してもらいましょう」と提案を受けてしまったからなのですが……。
主体思想塔のガイドさん、美人さんですね。
割と優しい英語で解説してくれたので、なんとなく内容は掴めました。
主体思想は英語では「Juche idea」でした。
嫁さんが主体思想塔のガイドさんから「なんで朝鮮に旅行しに来たのか」(超意訳)的なことを聞かれたのに対し、「私たちは隣国同士だけれども、いろいろな問題があって近くて遠い国になってしまっている。だからこそ、この国を見てみたかった」って割とスラスラと答えていて、すげえ!ってなりました(小並感)
主体思想塔のガイドさんと一緒に記念撮影して、次の観光スポットに向かいます。
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次に訪れたのは、塔創建記念碑。
朝鮮の指導政党である朝鮮労働党の創立50周年を記念して建立されました。
こちらも主体思想塔と同じく、インテリの象徴・ペン、労働党の象徴・ハンマー、農民の象徴・鎌がモチーフとなっています。
朝鮮労働党の党旗のロゴも、ペン、ハンマー、鎌の組み合わせですね。
党創建記念碑の後ろには主体思想塔と同様に左右対称のビルが建っていて、屋上には「百戦百勝」(ペクチョンペクスン)のスローガンが。
ここでも先軍ポーズで記念撮影です。
党創建記念碑からは大同江を挟んで万寿台の丘が一直線に望める作りになっています。
この日は雪の影響で霞んでいましたが、晴れていれば万寿台大記念碑の後ろには、建設がストップしている超高層ホテルの柳京ホテルも見えます。
党創建記念碑を見学した後は、すぐ後ろにある美術館兼書店へ。
館内は撮影禁止だったので写真はありませんが、金一族を讃える絵画や写真、朝鮮の技術力を誇示するための展示物、米帝と日帝が長距離弾道ミサイルだとイチャモンを付けている人工衛星の写真などがたくさん展示されていました。
そういえば、美術館に行くときに金さんが同僚のガイドさん見つけて、「アンネドンジ!」(案内同志)と声を掛けていたのですが、「うわっ!マジでドンジ(同志)って言うんだw」とひとりで感動していました。
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高千穂第1書記/樽
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非公開
職業:
ダメ人間。
趣味:
お絵描き、その他いろいろ。
自己紹介:
名誉山梨県民兼山梨県親善大使。
ヴァンフォーレ甲府のにわかサポ。IGRいわて銀河鉄道の後方支援部隊メンバー。VOCALOIDは鏡音ツインズが好き。JR九州817系電車も好き。
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